独学で簿記検定合格を目指す

独学でも合格はできる

簿記検定は、合格率約25%程度の資格試験です。
その受験回によって多少のばらつきはあるものの、おおよそ4人に1人しか合格をしないということを考えれば、それほど簡単な試験内容でないことはすぐにわかります。
ですが、反対に合格率がわずか数%程度の難関資格に比べれば難易度は低く、それほど本格的に取り組まなくても上手な勉強法を継続することで、短い勉強期間でも十分に合格ラインに達することも可能です。
自分で計画を立てて実行することがそれほど苦ではなく、また自分のペースで勉強をした方が頭に入りやすいという人なら、独学や通信教材を使った勉強方法をとってもよいでしょう。

テキスト選びが大切

独学で資格試験を受けるときに大切なのが、きちんとしたテキスト選びです。
資格スクールなどではあらかじめ専門のスタッフが監修をしたテキストや問題集が配布されるので迷うことはないのですが、独学の人の場合はまず自分にあったテキスト選びという最初の問題に取り組まなくてはいけません。
よくある失敗例が、最初に買ったテキストがわかりづらいものだったので、次々と新しいものを買い足していくことになってしまい、知識がバラバラになってまとまりがつかなくなってしまうというケースです。
独学という勉強方法のメリットの一つは「費用が安くすむ」ことなので、テキストを次々買い足すようにしてしまっては、そのメリットがかなり半減してしまうことにもなってしまいます。

通信教育を利用するのも良い

そんなテキスト選びに不安があるなら、通信教材を利用してみるというのが良い方法です。
通信教材は有名資格教育企業を始めとして、多くのところから提供・販売されています。問題の採点やアドバイスなどもしてもらえるので、自分のペースで勉強はしたいけれども、簡単な方法で情報を集めたいという人にとっては便利な方法となります。
通信教材としてのテキストは一般書籍として販売されているものよりも専門性が高く、またその年の受験傾向にも対応してくれていることがよくあります。

もし完全に自分だけの独学で勉強をすすめたいのであれば、インターネットなどの口コミなどからできるだけテキスト選びを慎重に行うようにしてください。あとから買い足しをすることを避け、何度も同じテキストを読み直すようにする方が効果的に勉強を進められます。
ひと通りテキストを読んだら、過去問題集をとりよせ何度も繰り返し解くようにしてください。繰り返し同じ問題を解くことで、ある程度パターンを自分で理解することができるようになります。

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