資格のランキング

ハローワークインターネットサービス

資格を本当に仕事に活用したいのであれば、しっかりとどの程度その資格の需要があるのかということは把握しておく必要があります。
そのための一番簡単な方法としては、求人情報を実際に確認することです。

ここでは、「ハローワークインターネットサービス」というウェブ上で全国にあるハローワークで受付けをした求人情報を見ることができるサイトを使って、仕事に活用できる資格を定期的に確認する方法について見ていきましょう。
ハローワークインターネットサービスの場合には、「免許・資格を採用の必須条件とする求人」を詳細条件入力機能を使用すると検索できます。

しかしながら、検索機能のこのようなものがあるのは、トップページからでは分かりにくくなっています。
また、検索する場合には、資格名称ではなくて、国が決めた「免許・資格コード」を使用する必要があります。
ハローワークインターネットサービスを使って求人情報を資格で探す方法は、少し分かりにくいため、手順についてご紹介しましょう。

トップ画面の求人情報検索で、利用者区分、給与の希望額、就業形態の希望などを記入した後、詳細条件を入力します。
次に、自分が検索したい免許・資格のコードを、別画面の「免許・資格コード一覧」で確認した後、詳細条件入力画面で求人情報を検索します。
該当コードを免許・資格コード欄に記入して検索を開始します。

技術、事務処理、医療・社会福祉・保健衛生、営業・サービス・販売・保安、通信・運輸、製造関連技能、電気・土木工事・建設・建設機械など、全部で8つの領域に渡っている免許・資格が、「免許・資格コード一覧」には網羅されています。
そのため、求人ニーズのより詳しいものを把握することができます。

また、このサービスの特徴としては、技能、技術系資格が多くあることです。
この一覧を確認することによって、これまで分からなかったような免許・資格についての求人状況が分かるなど、使い方も二次的にできるようになっています。

しかしながら、必ずしも新しい現在生まれているような資格への対応は十分ではありません。
そのため、このような場合は、似たような免許・資格の動きを参考にするといいでしょう。

簿記検定が資格のランキングの第2位

このサービスを使って、給与水準や特定の地域などを指定しないで資格について調べてみたところ、簿記検定が資格のランキングの第2位(2011年6月24日~7月8日)になっていました。
ランキングは1級~3級の合計で、等級ごとの場合には、最も2級の求人数が多く、3級、1級の順になります。

求人内容が等級によって非常に違うのが特徴で、3級の場合は営業事務や一般事務で経験が無くてもOK、2級の場合は経理職、1級の場合には経理部門などの管理職や会計事務所の事務職員が多くなります。
3級の場合には正社員以外の求人の比率が多くなるため、正社員になりたいのであれば2級以上を取る方がいいでしょう。

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