2級の受験方法

簿記検定2級の受験方法

簿記検定2級というのは、簿記の技能について検定をするもので、日本商工会議所が検定を行っているものです。
1級から4級まで簿記検定はありますが、難しさが2番目のものが簿記検定2級です。
では、簿記検定2級の試験内容はどのようなものなのでしょうか?

具体的な簿記検定2級の試験内容

ここでは、具体的に簿記検定 2級の試験内容についてどのようなものか見ていきましょう。
簿記検定2級の試験科目としては、工業簿記と商業簿記があります。

工業簿記というのは、製品を造って売っているような企業のためのものです。
この工業簿記は、簿記検定3級の場合には扱わないので、2級の場合から扱うようになります。

商業簿記というのは、商品として完成しているものを仕入れして売る企業のためのものです。商業簿記の簿記検定3級のものを発展したようなスタイルになっています。

簿記検定2級の試験の制限時間としては、2時間になっています。
また、合格基準としては、70%以上の点数を取ることが必要です。

簿記検定2級を受験することができる対象の人は、簿記検定3級を取得している人です。
特に受験資格としてはないため、簿記検定2級からいきなり受検することもできます。

しかしながら、基礎的なことを簿記検定3級で十分に学習した後に、簿記検定2級に進んだ方が負担が少なくなるでしょう。
そのため、勉強する場合にもスムーズにできるでしょう。

簿記検定2級を受けるために勉強するための期間の目途としては、簿記検定3級に受かっている場合、学生であれば2ヶ月くらい、社会人であれば3ヶ月くらいあると十分でしょう。
簿記検定2級の試験日としては、6月、11月、2月の年に3回行われています。
試験の詳しいスケジュールなどについては、インターネットなどで紹介されているため参考にしましょう。

簿記検定2級の受験料としては、4,500円になっています。
簿記検定2級の試験の申込の方法としては、試験を受ける商工会議所によって異なるため、受験を希望するところの商工会議所の公式サイトなどでチェックしてみましょう。

団体で高校や大学で受験する場合は、申し込みする際には、その高校や大学で行うようになります。
商工会議所によって申し込みの方法も異なっているため、合格発表に関しても受験を希望するところにある商工会議所の公式サイトなどでチェックしてみましょう。

また、絶対に簿記検定の試験には遅れないようにしましょう。
なお、簿記検定の試験開始時刻に対して、遅れが1分の場合でも入室を許してくれない場合もあるそうなので注意しましょう。
簿記検定2級の試験に際しては、練習を繰り返し行って不合格にならないようにしましょう。

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